2000.12

しーすりーぴーおっさん

C-3POの中に入ってるおっさんが来日した。

C-3POってスターウォーズに出てくる金ピカのロボットだ。まだ人が入ってたのか。おっさんと言ったがそこそこ有名な俳優さんらしい。しかも54歳。

25年前の初期作品はともかくエピソード1にもこれから公開されるエピソード2にも入ってる。54歳なのに。なによりもあんな面白い動きができるというのが魅力的だ。

54歳のイメージが変わった。30年後にカクカク動く自分を想像してみる。

それはたぶん病気だ。

バードのCD買った。

昨日書いたC-3POの話しを会社の人に話したら、

「えっ、ヒト入ってんの?あのちっちゃいのに!?」

というリアクション。どうやらR2D2と間違えたらしい。あの中に54歳のおっさんが入ってたらすごい。

「C-3POですよ」と言ったら、「いや、R2D2も入ってるよ。あの動きは」とのこと。この考えでいくとAT-ATにも入ってることになる。

なんだか急にショボくなってしまった。

起きたら夜だからいきなりビール。

昨日の続きだがR2D2にも人が入ってる可能性はないとは言えない。C-3POには初期作から同じ人が入ってるぐらいだ。こだわりがあるハズ。

必死に考えてみたのだが、やはりこういう状態ではないだろうか。

もちろんこれでは動けないから外部からリモコンで動かす。中に入る必然性はないがこれこそがこだわりというモノだろう。

役者魂。

でもたぶん中に入るのは役者じゃなくてバイト。

WOWOWでマトリックス観た。

「R2D2にも人は入ってますよ」というメールがいっぱいきてしまった。ちっちゃい人が入ってるらしい。

入ってるのはわかったのだが、実際に中でどんな操作をしてるかはわからないままだ。頂いたメールの中には「ラジコンと併用して撮影した」と書かれたモノもある。

やっぱラジコンじゃん。

C-3POの場合は喋るからまだわかる。でもR2D2は喋らない。精一杯の演技は、「傾く」。地味だ。

いや、実はあの中にペダルとかが付いてて、自由自在に動かせるんじゃないか。もし中がそんな楽しいことになってたらボクも入りたい。

コンビニとか行く。

朝からずっと眠い。

ボクはチーズが大好きだ。そう、チーズにはこだわる男だ。プロセスチーズ、6Pチーズ、カマンベール、クリームチーズ、とろけるチーズ。

・・・なにかすでに恥ずかしい思いをしてる気がするが話しを進める。

今まさにこれを書きながら食べてるチーズはちょっと微妙。形状は6Pチーズと同じなのだが商品名が、

「カマンベール入りプロセスチーズ」

なんだこの恥ずかしい名前は。見栄張ってるみたいだ。頑張ってグッチのコートを買ったけど服はジャージしか持ってないような感覚。

負けるな、プロセスチーズ。

応援するのはスライスチーズやベビーチーズ。遠くからチーカマとチーズたらも声援を送ってる。

小市民のデモ行進みたい。

昨日からずっと眠い。これはまさか病気?

家の近所で地味な工事が始まった。

あきらかに何も無いとこを掘ってる。深さ50センチぐらい穴を10メートル間隔でいくつも。この時期の道路工事だからきっと予算調整だろう。

まわりには特別な機械も無く、おっさん二人がスコップで掘ってる。いいかげん極まりないが、考えてみれば特殊な仕事だ。

「あー、さっきチーフがさぁ、今年も予算余ったから適当に穴掘っとけって」
「えーまたー?毎年やってんじゃん」
「なぁ、なんか埋めてみよーか?」
「いいねー、来年ここ掘るヤツが見つけるかも」

小さな小瓶に詰められるオッサン達のメッセージ。丸められた紙には「ご苦労さん」の文字。

ちょっといい話しになってしまった。

「花*花のぶさいくな方みたい」ってどっちだ。

年末に各所で行われてる道路工事が個人の趣味だったらどうしよう。

と、自分自身にそんな問題提議をしてみたところ、巨大な落とし穴を掘ったときの思い出が蘇ってきた。海の家でバイトしてたときだ。

砂浜に半径2メートル、深さも2メートルぐらいの穴を掘った。途中から誰かを落とす為ではなく、穴を掘ること自体に楽しみを見出していた。

「むしろオレが落ちたい。」

そんなことも考えていたと思う。

完成後、巨大な落とし穴を前に同じ汗をかいた同志達とビールで乾杯した。そのあと、「人が落ちたらホントに危ないよね」と言って穴を埋めた。

なにやってたんだボクは。

フォトショップ6.0のアイコンの眼つきが怪しい。

帰りの電車で向かいにかなりヤバそうなおっさんが座ってた。冷や汗をかきながらもじもじしてる。すでにカウントダウンが始まってる状態だ。

同じ駅で下車したのだが、やはり降りた瞬間に吐いた。

しかもフラフラ歩きながら。その後、ヘナヘナと倒れこんでた。

しょぼい巨神兵。

やるぞー。

没後20年目ということでテレビや雑誌でジョンレノン特集をやたら目にする。そこで今まで気付かなかったジョンの一面を発見。

志村けんに似てる。顔が。

有名な話しだがビートルズが初めて来日して武道館でコンサートを行ったときの前座はザ・ドリフタ-ズだ。この頃はまだドリフに志村けんはいない。荒井注がいた。志村けんは観客としてそれを見ていたそうだ。

ビートルズ — ジョンレノン — ドリフタ-ズ — 志村けん

これが運命の一瞬か。関連と系統のパラドックス。

「ジョン!うしろー!うしろー!」

って言いたい。