2004.10

キャベツが高いよ。

力士が引退するとき、まげを切るイベントがある。
相撲界の偉い人とか親方とかが順番にはさみを入れていくやつだ。

あれって子供の頃に砂場でやった棒倒しに似てる。砂で作った山に棒を刺し、順番に砂を削り取っていって棒を倒したら負け。

実際最初の方の人はほんの数本ぐらいしか切ってないのだが、こういう話しになれば別だ。まげを切っちゃったら負けなのだ。

ボクが参加したらいきなりばっさり切りたい。セレモニー的には重要じゃない人だから最初の方だろう。で9割ぐらい切っちゃうのだ。

あとに続く偉い人程切るのが難しくなっていく。果たして一番最後まで残っているかどうか。100人ぐらいでやったら楽しそう。

問題は相撲界になんの関係もないボクがどうやって参加するかだな。

プレッツェルはプレーンにかぎるね。

今朝、歯が痛くて目が覚めた。

そのまま歯医者へ行って診てもらうと、「親知らずですね」と言われた。あーついにボクにもその時がきたのかと覚悟を決める。

「ほら、こっちのはちゃんと生えてるから平気でしょ?」

え?こっちってどっち?

なんとボクの知らぬ間に上下左右に4本きっちり生えていたのだ。今までふつうの奥歯だと思っていたのが実は親知らず。まさに知らぬ間に。

レギュラーだと思ってたのが実はスペシャルなゲストだった。スーパージョッキーにおける蛭子さんみたいなポジション。わかりにくい。

結局まだすぐ抜くような状態じゃないらしいので、歯石を取ってから薬を塗ってもらうだけで診察終了。

ボクの口の中では蛭子能収がレギュラー面したままだ。

iPod Photo、仁志と清水のFA宣言、MGボール。(最近の関心事)

帰ってきたらちょうどマンションの共用玄関にDM業者がいた。

各ポストにせっせとなにかのチラシを投函している。ボクはその場で見ていらないからそこにあるゴミ箱に捨てた。チラシが一瞬にしてゴミに。

また先日、小物を収納する用に紙製の箱をいっぱい買った。後日、その紙の箱はダンボールに入って配送されてきた。ダンボールは捨てた。

そしてさっき、ゴミ箱に新しいゴミ袋を入れようとしたらちょうど最後の一枚だった。ゴミ袋が入っていた袋はもうゴミなので捨てた。

どれも何気ないことなのだが共通してもやもやした感じがする。

需要と供給、目的や立場。そんなものが崩壊したり逆転したりしてる。ような気がするような気がする、ような気がする。

絵の具でいろんな色を混ぜたら黒になっちゃったみたいな。んー、なんだこれ。

便座の【温】ボタンを入れる季節です。

しょっちゅう防犯ブザー鳴りっぱなしの車があった。

以前住んでいた部屋の向かいにあったアパートの車だ。毎日夜中や明け方に「ピロピロピロ…!」と大音量で鳴っていた。

詳しい状況はわからないが、たぶんドアが開いてる間は鳴るという仕組みだったんだと思う。持ち主が車に乗り降りする度に鳴るわけだ。

商品としてその仕様はどうかと思うが音量だけはさすが防犯ブザーって音量。鳴ってるのはわずかな時間だが超うるさい。

しかしボクが住んでいた2年半、ほぼ毎日聞いていたので慣れてしまった。実際に車上荒らしがブザーを鳴らしても「うるせえ」で終わってしまう。

あの車の持ち主は自分が狼少年になっていることに気付いてるのだろうか。