2000.11

アタマいたい。

ひさびさにカラムーチョを食べた。袋の裏を見るとURLが書いてあった。サイトにはパッケージに載ってるおばあちゃんのプロフィールなどが見れる。

いろいろ見てるとカラムーチョを使った料理コーナーがあった。ここレシピは美味しそうだ。チーズをかけただけなのに。カラムーチョの可能性を垣間見た気がする。

でもこれを見たのは、すでにカラムーチョを全て食べてしまったあとだ。このためだけにカラムーチョを買うつもりなんてない。

このへんがカラムーチョの限界だ。

昨日のコラムは6回もカラムーチョって言ってる。なんだかなー。

田町のパスタ屋で食事をしてたら、壁にドアノブが付いてるのを発見した。

よく見れば壁にはうっすらとドアっぽい面影が。上からザラザラのコンクリを塗られてるのでパッと見はわからない。調味料やナプキンに紛れてドアノブがあるのだ。

なんとかならなかったのか。ドアを潰して壁にする工程でドアノブぐらい取れるだろ。

でもある意味夢があっていいかもしれない。

パスタの壁の向こう側。きっとそこには楽園がある。毛むくじゃらのイタリア人がパスタを作ってるのだ。クルクルとピザを飛ばす人もいる。

ごく一部の人にとってはある意味、楽園。

すぐ寝れそう。

よくエロ本の通販ページとかで異性を引きつけるフェロモン香水が売られている。その香水の成分に「イタリア人男性のエキスを混入」と書かれているのをご存知だろうか。

イタリア人男性のエキス。なんなんだそれは。

もちろんパッと想像できるモノもあるが、いくらなんでもそんなモノは吹き付けたくない。やはり汗とか唾液とかか。考えれば考えるほどキモチ悪い。

スーパーマリオみたいなおっさんのエキス。

異性を引きつけられるかどうかはわからないが、小動物ぐらいなら殺せそうだ。

勤労感謝の日も働くのさ。

真夜中に会社のトイレでうんこしてたら突然電気を消された。なんだよー、夜中にしちゃいけないのかよー。

しょうがないので持っていたペンライトを着けた。うんこしてるのに個室の中は妙にムーディー。

いつもは変な気持ちになるぐらい勢いが強いウォシュレットも心なしかやんわりめ。

うんこ in ロマンティック。

木村拓哉結婚。カープの?

友人が主催してるイベントに遊びに行ってきた。場所は新宿2丁目だ。

酔っ払ったので外で地べたに座ってまったりしてたのだが、普通にホモカップルが歩いてたりする。ちょっとカルチャーショック。

そして目に付く看板が全部ホモっぽく見えるのは気のせいではないと思う。

  • 「それなりに」(会員制)
  • 「ヒヨコ」
  • 「グリーントマト」
  • 「いけうち歯科」

いきなり店の名前が「それなりに」だ。何がだ。しかも会員制。「ヒヨコ」も本来のイメージとは違うダークなモノを感じてしまう。「グリーントマト」は筋肉質なカンジ。硬そう。

最後の「いけうち歯科」はホントの歯医者さんなのだが、やはり場所が場所だけにムラサキ色の雰囲気が漂う。

ドリルを握る手がちょっとしなやか。立てた小指で手首を固定する。

給料日ぃー。

会社のコーヒー自販機に「コーヒーの薄い、濃い」のボタンがあるのを発見した。クリームや砂糖は普通に付いてるがコーヒーの濃さまで選べるのはめずらしい。

何気に高性能マシーンなんじゃないのか。どうせならもっと項目を増やしてスペシャル感を出して欲しい。

  • 「量」:多い、少ない
  • 「温度」:あつあつ、ぬるぬる、ひやひや
  • 「カップ」:大きい、小さい、なし

買うまでにボタンを10個ぐらい押さないと買えない自販機。

  • 「注ぎ方」:豪快、ちょぼちょぼ、気まぐれ
  • 「性別」:男、女、その他
  • 「多いのは」:田中、鈴木、佐藤
  • 「麺」:かため、ふつう、やわらかめ

なんでもいい。ボタンを押したいだけだ。

パーマをかけたら石川次郎みたいになったよ。

ガムについて熱く語る男がいた。

「ガムってのは噛むために食べるんだ。味なんておまけさ」
「最高8時間ガムを噛み続けたことがある」
「すぐガムを捨てるヤツは好きになれない」

カップルだったのだが彼女の方はちょっと困ってる。確かにリアクションが難しい。

「俺ガム噛んでるからアゴの力、スゲー強いもん」
「ガム飲み込むと腹の中で石になるんだぞ」

パワフルだけどちゃんと気をつけてガムを噛んでる。気が大きいのか小さいのかよくわからない。

「むしろ俺がガムだ!」

これはウソ。ボクが言ってほしいと思ってただけ。

ヤフーに登録されてるのは知ってるが、どのカテゴリーなのかを知らない。

丸井でレザーのジャケットを買ったときのこと。ハンガーから1着、2着下ろして見てたら店員がやってきて、

「そちらはレザーになりますねぇ」

知ってるわ。
ベージュのジャケットを手にしたら、

「そちらはベージュですねぇ」

ボクはバカにされてたのだろうか?いや、すごく親切丁寧な人だったのかもしれない。

どっちかわからないけど頭が悪いのはわかる。

良く言えば平井堅、悪く言えばデーブ・スペクター。それがボクのパーマ。

「東京でチャーシューがでかくておいしいラーメン屋さん」

このキーワードで各種サーチエンジンを使い検索してみた。結果は下記のとおり。

YAHOO!JAPAN
「〜おいしいラーメン屋さんと一致するページはありませんでした。」

Infoseek
「〜おいしいラーメン屋さんの関連リンク集は見つかりませんでした。」

goo
「検索結果に該当するページが見当たりません。」

Lycos
「キーワードに該当するデータが見つかりません。」

フレッシュアイ
「ご希望のページは見つかりませんでした。」

ジャロってなんじゃろ。
ところが最後の綱で試したExciteJapanで驚くべき検索結果が出た。

ExciteJapan
「トップ10件(1696553件中)」

これはこれでどうかと思う。

すげーさみー。

新聞の書籍広告欄に「20世紀私語辞典」というのが載っていた。軽く心を奪われコピーを読む。

【「アイム・ソーリー、ひげソーリー!」から「んがっ!」まで、ナウなヤングもアムラーもあっと驚くタメゴロー!!】

当然のように言わせてもらうがこの本が欲しい。「んがっ!」ってなんだ。

21世紀に持っていく忘れてもいい宝物。

のりピー語が収録されてる事を期待する。そして今だからこそ、のりピー語をマスターする。

新世紀から違う方向に思い切り突っ走りたい。

はなづまり。

昨日のコラムに書いた「私語辞典」は「死語辞典」の間違いだ。今気付いた。あまりに意味の違う誤字なのであえてあのままにしておく。

私語辞典。

授業中や仕事中に「ナウなヤング」とか言うのか。「ガチョーン」とか「だっふんだ」という単語が飛び交う教室。それはそれで楽しそう。

死後辞典。

そんな言葉も浮かんだがなんかホントに売ってそうなのでこれ以上書かない。

宜保愛子著。

そういえば宜保愛子はどこにいったんだ。