2002.10

毎日部屋にちっちゃいクモが現れる。

仕事中はずっとパソコンで音楽を聴いている。

使ってる再生ソフトには『クロスフェード再生』という機能が付いている。
曲と曲の間をフェイドイン・アウトでスムーズに繋げてくれる機能だ。

いつもランダム再生なのだが、たまに微妙な繋がり方をして結構楽しい。
ブルーハーツからアースウィンド&ファイヤーとか、BoAからゴンチチとか。
MONDO GROSSOからbirdに繋がったりすると心の中で『正解!』とか思う。

まさに俺コンピレーションアルバム。ボクしか買わないアルバム。
こんなことに集中してるから仕事が進まないんですけどね。

しかし歌手の名前がいっぱい出てるわりにボクの趣味がわからないコラムだ。

更新減ってるからエロでサービス。

アメリカ人いえばリンゴ丸かじりだと思う。映画やドラマでは必ず丸かじり彼らにはリンゴを皮を剥いて食べてるイメージがない。

だが、農薬は大丈夫なんだろうか。日本産より濃いぞ。農薬が。でも彼らはそんなこと気にしないんだろう。気にせずワイルドに丸かじりだ。

リンゴはいいのだが、桃とかぶどうとかも皮ごと食べてる。
美味しくないだろう桃の皮は。うぶ毛生えてるし。ぶどうの皮だって消化悪そうだ。

うぶ毛も気にせず食べるアメリカ人。リンゴをうさぎにしてしまう日本人。
こんな些細な点がそれぞれの文化を築き、今の世界情勢に反映されてるんだろう。

ただ、かっこいいのは前者だが面白いのは後者だと思う。

結膜炎っぽいけどふつうの目薬で治そうとしてる。無理かな。

前のコラムで外人はフルーツを皮ごと食べるイメージが強いと書いた。
すると海外在住の読者や留学経験のある読者からいろいろと報告をもらった。

結論から書いてしまうと向こうの果物は往々にして皮が薄いそうだ。
ぶどうなんて剥けないぐらい薄いらしい。桃もうぶ毛のない品種があるとか。

納得はしたが、それは品種改良してあるんじゃないだろうか。
剥くのめんどくさいから品種改良。なんというか人の業である。

ワイルドだと思ってたけどやってることは遺伝子レベル。
日本人にも切った瞬間うさぎになるようなリンゴを作ってもらいたいものだ。

できればそんなことでノーベル賞をとってほしい。

目が痛いのが治りません。

品川に「山手線」という名前のカラオケ屋がある。昨日行った。
部屋に山手線のそれぞれの駅の名前がついているのだ。

ボクらの通された部屋の名前は『恵比寿』。品川なのに恵比寿気取りだ。
それはいいのだが壁のむこうからすごい歌声が聞こえてくる。

「ウェイ〜ウォーーウェイイ〜〜〜」

完全に出来上がったおっさんが熱唱しているらしい。すでに歌ではない。
ここが恵比寿だから反対側は日暮里あたりだろうか。客と駅がずれてないか?

そういうボクらも恵比寿のくせに荒井由美とか加山雄三ばっか歌ってたけど。

iPodを買うか、新しいクリエを買うか悩んでいる。金ないけど。

テレビで重量挙げの大会を観た。もっともボクに縁がなさそうなスポーツ。

しかし重量挙げを始めるきっかけってなんだろう。
体力に自信があっても選択肢としては最後の方だと思う。地味だし。

でもあのバーベルが実は全然重たくなかったら楽しい競技になりそうだ。
重たいふりをするのだ。バーベルは発泡スチロール製。いかに重たく見せるか。

持ち上げた瞬間オナラしたり、ふらふらと審査員席に突っ込んだり。
ようするにドリフのコントみたいな重量挙げだ。そんな世界大会。

なんだか重量挙げという競技がグッとボクに近づいてきた。

風邪も治りません。

ポストに『断水のお知らせ』が入っていた。

月末に水道工事があるらしい。夜中から朝方まで水が止まるそうだ。
ふつうの家庭はいいかもしれないけどボクにしたらメインの活動時間である。

まず手が洗えない。シンクに水を溜めておく必要がある。
そしてシャワーも使えない。風呂にも水を張っておくべきだろう。

そうだ、トイレだって流せないじゃないか。
あぶないあぶない。一番クリティカルなダメージを食らうところだった。

飲料水も多めに補充しておこう。ついでに乾パンとかも用意しておこうか。
水を溜めるバケツも買わなくちゃ。忙しくなるぞー。

地味なイベントをたっぷり満喫しようとしてる自分がいる。

はなたれ。

ポストに『イトーヨーカドー・お歳暮カタログ』が入っていた。

そういえば夏にヨーカドーからお中元出したなぁ。もうお歳暮の時期ですか。
しかし内容はさすがお歳暮のカタログというカンジで豪華である。

しゃぶしゃぶセット、高級りんご詰め合わせ、毛ガニ、ロースハム。
季節柄、クリスマスケーキやおせち料理まで揃ってる。まさに夢のカタログだ。

枕元にカタログを並べ、頬杖をついて眺めてみる。
色鮮やかな誌面に心ウキウキ、足もパタパタ。「どれがいいかなー♪」

でも送ったことはあってもお歳暮をもらった経験はない。
枕が涙でびしょびしょになってしまう前に、誰かボクにお歳暮をください。